読んでくださってありがとうございます。
40歳で第1子を出産した『ぽむ母』です。
我が家には、9歳のオスのチワワがいます。
その名も『チワお』!

飼い主から見てもなかなか美男犬だと思うんですが、
いかがですかね?(親バカですいません。)
チワおは、今から9年前、
結婚した直後に、我が家にやってきました。
口の悪い知り合いには、
「犬なんか飼ってる場合じゃないでしょ。
はやく子どもをつくりなさいよ!」と、
言われたりもしましたが、
夫と私は、チワおを子どものように、
いや、それ以上に大切に育て、
仲良く暮らしてきました。
車に乗るのが大好きな犬で、
一緒に旅行へも数え切れないほど行きました。

↑犬用フルコースを食べるところ(笑)
そんなこんなで、なかなか妊娠しなかったこともあり、
このまま夫婦2人と1匹の生活が続くんだろうなあと思っていた矢先に、
妊娠がわかりました。
妊娠はすごく嬉しい!だけど、
チワおは赤ちゃんと仲良くしてくれるのかどうかと、
不安に思ったことも事実です。
今回は、犬と赤ちゃんの暮らしについて、
妊娠中から振り返りたいと思います。
妊娠中の犬との生活
ワンちゃんやネコちゃんが未知なる能力で、
飼い主の妊娠を察知した話をたまに聞きますが、
我が家のチワおには、残念ながらそのような念能力はありませんでした。
もともとやんちゃで、
私が横になっていると飛び乗ってじゃれていたチワお。
チワワなので軽いとはいえ、
今までのように飛び乗られるとお腹が心配なので、
『お腹に赤ちゃんいるからね。守ってね』と、
毎日伝えるようにしました。
すると、お腹が出てきたころから、
飛び乗ることはなくなり、お腹にそっと乗っかって、
あたためてくれるようになりました。
(マジです。)

↑お腹をあたためるチワお
動物の本能で、
お腹の中に生き物がいるって分かっていたのかもしれません。
予定日を過ぎてもなかなか生まれなかった時期には、
度々散歩に付き合ってもらいました。
季節は春、さわやかな風が吹いている気持ちの良い日々で、
そのころのことを私は一生忘れないと思います。
(体調は最悪でしたが・・・。)

↑チワおとの散歩の1コマ
チワおのことは信じていましたが、
念のために簡易型のベビーベッドを準備して、
出産に臨みました。
出産後から生後3か月まで
退院後、やっと帰宅できて何より嬉しかったのは、
チワおに会えたことです。
一緒に暮らすようになってから、
こんなに会わなかったのは初めてです。
私の感動をよそに、わりとチワおは冷静でしたが・・・。
赤ちゃんを見せながら、
『チワおの弟だよ〜』と声をかけました。

↑初対面の図
すると、今までに聞いたことのない声をあげて、
(キョェ〜とかフェェ〜という声)
興奮してクルクル回っていました。
犬語が理解できたら良いのに!と本気で思いました。
喜んでくれていたんだと思います、たぶん。
その後は、私がずっと見ていられるときは、
たまに大人のベッドに赤ちゃんを寝かせて、
チワおとの触れ合いの時間をもうけましたが、
赤ちゃんはもちろん、チワおもあまり興味を示しませんでした。
とはいえ、家で100日記念の撮影をしていると飛び入り参加してきたり、
オムツを替えていると興味深そうに近づいてきたりと、
気にはなっていたようです。


↑なぜか、いつもカメラ目線のチワお・・・。
生後4か月から1歳前まで
窮屈になったベビーベッドは撤去し、
赤ちゃんも私のベッドで一緒に寝るようになりました。
(チワおは、もともと私のベッドの足元で寝ています。)
ベビーサークルを購入し、
昼間はサークルの中で赤ちゃんを寝かせるようにしました。
チワおは、ベビーサークルに入りたそうにすることはありませんでしたが、
たまに招き入れて一緒に遊びました。
(チワおは迷惑そうでしたが・・・。)
このころになると、息子の方が犬に興味津々で、
嬉しそうに目で追ったり、
おっかなびっくり触ったりするようになりました。
ただ、まだ力加減のできない赤ちゃん、
私がちょっと気を抜いたすきに、チワおのシッポをギュッとつかむことも。
赤ちゃんは、まだ手のひらでナデナデすることができなくて、
どうしても肉をギュッとつまんでしまうんですよね。
1度、チワおが『ガルルルッ』と今まで聞いたことのない声を出したので、
ヒヤリとしました。
赤ちゃんと犬を近づけるときは、
常に緊張感を持たねばと、反省しました。

↑ナデナデの練習

↑基本的には、仲良し
1歳を過ぎて、現在
ますます息子は、チワおへの愛が深まっているようです。
『ピーピー鳴るおもちゃを鳴らすとチワおがそばに来る』
ということを学んだようで、
おもちゃを片手にピーピー鳴らしては、
ひとりでゲラゲラ大爆笑しています。
息子のテンションとは反比例して、
チワおのテンションは低め・・・。
『またそれですか・・・。』
という表情をしています。
まだまだ、チワおへの息子の愛は一方通行!!
はやく相思相愛になってほしいものです。
さいごに
妊娠中の体調のツラい時期や、
新生児の眠れない時期、そしてやんちゃで目が離せない現在も、
いつも変わらないチワおがそばにいてくれたことで、
精神的にとても助けられました。
赤ちゃんと犬が同居することは、
いろいろな意見があると思いますが、
我が家にとっては、幸せが2倍、3倍(もっとかな?)になりました。

↑最近のふたりの遊び『進撃の巨人ごっこ』
この先、息子がもっと成長して、
息子がチワおのリードを持って一緒に散歩する姿が見られたら・・・。
想像するだけで、鼻血が出そうです!!
ワンちゃんと赤ちゃんが同居する場合、
新生児のときにはベビーベッド、
ハイハイするようになったらベビーサークルがあると、
お母さんも安心してトイレ等に行けると思います。
(個人的な意見です。)
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。